余韻
昨日の朝6:42。
9:48の空。
雲はなかった。
今朝5:42の空。
曇りか。
夜、テセウスの船・最終回の感想を聞かれて、
「凡庸」
とか
「才能のかけらもなかった、最終回だけは」
などと口走っている自分に驚く。
寝ぼけていると、しかも一言二言で表現するとなると、随分極端だなあと思った。
楽しみにしていた由紀の活躍シーンも、なくて残念だった。
最初の頃は、凄かったのに。
着想に、持って行かれた。
俳優陣が魅力的で、目が離せなかった。
最終回は、ちょっと魅力も薄れて見えた。
100日後に死ぬワニにしても。
終わった途端、映画化決定とか主題歌決定とかグッズ山盛りワニ祭り開催、といった宣伝攻撃。
今なら皆が見てくれる、という宣伝効果抜群な時期だったのかもしれないけれど。
どう見ても、密かに以前から準備していた感が満載で。
それ、隠さなきゃよかったのに。
せめて、読者に相談して欲しかった。
「こういう話が来たよ」
皆、その都度喜んで応援したと思う。
「面白くない、やめとけ」
なんて、言う?
もう、みんなのワニになっていた、っていうことなんだろうな。
作品の評価への影響を考えてのことなら、終わってからオファーすべきだった。
よそに取られたくなかったから?
時間が経つと、忘れられてしまうから?
たたなすぎ、だった。
いくらなんでも。
余韻を楽しむ前に盛大な拍手して、顰蹙を買う、みたいな。
小さい拍手だって、ぶち壊しなのに。
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