怯むな
昨日の朝、時間かけて書いていた記事が、消えてしまっていた。
大体の内容を思い出しつつ。
NHKの緊急対談を見た。
まず、報道の勇気を讃えたい。
最近、メディアの基本姿勢に立ち返ろうとする気配を感じる。
ハラリさんが、独裁国家・監視社会への警鐘を鳴らしていた。
英語でインタビューのやりとりが対等にできる、女性のアナウンサー。
データを隠し、過ちを認めず責任を取らない、独裁国家。
まるで、最近の日本のようだ。
世界で超一流と認められている学者が、解釈に苦労するような、変な表を発表する厚労省。
なにしろ、分母と分子の前提条件が異なるのに、それを考慮せずそのまま割って『陽性率』として表にしているのだ。
正しい陽性率は、見た者がそこから推測するしかない。
これまで週末は検査をしてこなかったのに、批判を浴びて少し検査するようになっても、何の説明もなく変な棒グラフを掲げるだけの都知事。
検査件数の少なさを問題視するメディアにも、相変わらず感染者数しか発表しない。
感染者数が分かるなら、陰性者数も分かるし、検査件数も分かるはず。
敢えてデータを隠し続け、正当性を検証させないようにする。
権力を監視するのが、メディアの重要な役割だということを、もう一度自覚してほしい。
報道を規制されてしまったら、民主主義は崩壊する。
怯むな!