猫と歌えば

猫と音楽の日々

陶器の声

まだ夜明け前 猫が歩いて廊下の電気が点いた 手探りで注いだコーヒーの上に 金色か銀色の紙が浮いていた 瓶の紙の蓋の欠片 引き出しを開け 取り出したスプーンで掬い 別の陶器のカップに移した スプーンが当たったカップのふちが 小さい声で ぎん といった
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